経済学の父アダム・スミスについて (大学時代の研究テーマでした)

アダム・スミス

アダム・スミス
古典派経済学
アダム・スミス
生誕 1723年6月5日(洗礼日)
死没 1790年7月17日
研究分野 政治哲学倫理学経済学
影響を
受けた人物
デイヴィッド・ヒュームフランシス・ハチソンジョン・ロック
影響を
与えた人物
デヴィッド・リカードカール・マルクス
実績 国富論』を著し労働価値説の基礎を築いた
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アダム・スミス(Adam Smith、1723年6月5日(洗礼日) - 1790年7月17日)は、スコットランド生まれのイギリスグレートブリテン王国)の経済学者哲学者である。主著は『国富論』(または『諸国民の富』とも。原題『諸国民の富の性質と原因の研究』An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations)。「経済学の父」と呼ばれる。

2007年よりイングランド銀行が発行する20ポンド紙幣に肖像が使用されている。過去にはスコットランドでの紙幣発行権を持つ銀行の一つ、クライズデール銀行が発行する50ポンド紙幣にも肖像が使用されていた。

目次

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略歴 [編集]

アダム・スミスは税関吏を父としてスコットランドの海沿いの町カコーディーに生まれたが、父は生まれる半年前に死亡した。生年月日は不詳であるが、1723年6月5日に洗礼を受けたことは明らかになっている。未亡人となった母は、亡夫と同じアダムという名前を一人息子につけ、生涯愛情を注いだ。スミスは4歳の時にスリに仕立て上げることを目的とした誘拐に遭うものの、誘拐犯からスリには向かないという烙印を押され、解放されてしまうほど内向的性格を持ち、吃りがあった。

グラスゴー大学で哲学者フランシス・ハチソンの下で道徳哲学を学び、1740年オックスフォード大学に入学するが、1746年に退学。1748年からエディンバラで修辞学や純文学を教え始め、1750年頃、後に友人となる哲学者ヒュームと出会う。その後、1751年にグラスゴー大学で論理学教授、翌1752年に同大学の道徳哲学教授に就任する。1757年、エンジニアジェームズ・ワットが同大学構内で実験器具製造・修理店を開業することを手助けした。1759年にはグラスゴー大学での講義録『道徳情操論』(または『道徳感情論』The Theory of Moral Sentiments)を発表し、名声を確立。同書の理論は我々には道徳を感じる感覚(Moral Sence)があるというモラル・センス学派に含まれる。

1763年には教授職を辞し、第3代バクルー公爵ヘンリー・スコットグランドツアー家庭教師として同行しフランスに渡る。その頃パリのイギリス大使館秘書を務めていたヒュームの紹介でジャック・テュルゴージャン・ル・ロン・ダランベールフランソワ・ケネーをはじめとするフランス知識人と親交を結んだ。しかし、バクルーの弟がパリで病没したことをきっかけに(暗殺事件だと思われていたが、スミス自身の手紙により病没と判明[要出典])イギリスに戻った。スミスは1766年にスコットランドに戻り、1776年3月9日に出版されることになる『国富論』の執筆にとりかかる。

アメリカ独立、テュルゴー失脚の年に発表された『国富論』はアダム・スミスに絶大な名誉をもたらし、イギリス政府はスミスの名誉職就任を打診したが、スミスは父と同じ税関吏の職を望み、1778年にエディンバラの関税委員に任命された。著書は前記の2冊のみで、死ぬまでその改定増補に集中した。1782年の母の死後は奇行が目立ち、税関職員の制服に身を包み、街を徘徊するようになる。1787年にはグラスゴー大学名誉学長に就任し、1790年にエディンバラで67歳で死亡した。収入の相当部分を慈善事業に捧げ、死の直前、草稿類をすべて焼却させたといわれる。

道徳感情論 [編集]

『道徳情操論』によれば、人間は他者の視線を意識し、他者に「同感(sympathy)」を感じたり、他者から「同感」を得られるように行動する。この「同感」という感情を基にし、人は具体的な誰かの視線ではなく、「公平な観察者(impartial spectator)」の視線を意識するようになる。

「公平な観察者」の視線から見て問題がないよう人々は行動し、他者の行動の適宜性を判断することにより、社会がある種の秩序としてまとまっていることが述べられる。このように社会は「同感」を基にして成り立っているため、社会は「慈善(beneficence)」をはじめとした相互の愛情がなくとも成り立ちうると論じた。

また富裕な人々は、大地が全住民に平等に分配されていた場合とほぼ同一の生活必需品の分配を、「見えざる手」に導かれて行なうということも述べている。

国富論 [編集]

スミス以前の低賃金論に反対して、その成員の圧倒的多数が貧しい社会が隆盛で幸福であろうはずはないとして高賃金論を展開した。 公平の原則、明確の原則、便宜の法則、経費節約の原則の四つの原則を示した。

関連項目 [編集]

関連文献 [編集]

外部リンク [編集]

 

アダム・スミスの「国富論」

 

世界経済に大きな影響を与えたアダム・スミスの『国富論』
~重商主義を批判し、輸入によっても国は豊かになると唱えた

 第3回からは、経済学を学問として分析し、世界に大きな影響を与えた4人の経済学者を取り上げます。まず最初は近代経済学の父と呼ばれているアダム・スミスです。彼が1776年に発表した『国富論』は、世界経済に大きな影響を与えました。翻訳がいくつか出ていて、『諸国民の富』という日本語訳もあります。

 『国富論』という題名なくらいですから、アダム・スミスは私たちにとってそもそも富とは何か、何が富に当たるのか考えました。そしてこう定義しています。

「富とは国民の労働で生産される必需品と便益品」

 生活必需品があってこそ富ですよね。これがなければ非常に貧しいことになります。便益品というのは、言ってみればやや贅沢をするものです。これを合わせて消費財と呼びます。これこそが富であると考えたのです。なぜアダム・スミスはこのような考え方をしたのでしょうか。彼は当時最も一般的な経済の考え方であった「重商主義」を批判したのです。

 重商主義では、輸出によって金や銀などの貴金属が国に入ってくる、この貴金属こそが富だと考えます。輸入をすると支払いに貴金属を使うので、国から貴金属が出ていってしまう。だから輸入は国を豊かにしないと考えます。つまり、輸出によって貴金属をため込むことが国を豊かにし、輸入は国の富を減らすということです。アダム・スミスはこの考えを否定したのです。

 彼はこう考えました。輸出をすることによって国に貴金属が入ってくることはもちろんいいことだ。一方で、その貴金属を使って海外からいろいろなものを買う、すなわち輸入をする。輸入によって生活必需品や便益品などさまざまな消費財が国内に入ってきて、国民の生活をより豊かにする。だから輸出だけでなく、輸入によっても私たちの暮らしは豊かになる、これこそが富だということです。

 

 

 つまり、富を増やすためには外国との自由な貿易を行う。それと同時に国内でも自由な経済活動をすることによって富が増えていく、ということです。そうは言っても、アダム・スミスは単にどんどん輸入をすればいいとは言っていません。いきなりたくさんの輸入を始めたら、それによって国内の産業が壊滅的な影響を受けてしまう可能性がある。だから徐々に輸入を増やすことが必要なのだと考えました。

 

 

人間だけが行うことのできる生産性を高めるための分業
~それぞれの利己心による社会的分業によって経済は回っている

 アダム・スミスは、国の富を増やす具体的な方法も考えました。生産性を高めるための分業です。さまざまな産業で分業体制をとることによって、私たちの経済は豊かになっていくと、彼は指摘しました。

 たとえば、パンを作るためには小麦粉が必要ですよね。でも自分で小麦を植えて収穫し、それを小麦粉にしてこねてパンを焼いて、それに飾り付けをして売りに出すということを1人でやったら、1年がかりの仕事になってしまいます。小麦を専門に作っている農家がいるから小麦が大量にできる。それをひいて小麦粉にして売る人がいる。パン屋さんはそれを買ってきてこねてパンを焼く。社会的にさまざなま分業、仕事をしている人たちがいるおかげで、私たちはパン屋さんで、たくさんのいろいろなパンを買うことができるわけです。

 ではその分業は、そもそもみんなで打ち合わせをして行っていることでしょうか。そうではないですよね。農家の人は、小麦を育てて売ればお金になるから小麦を作っている。小麦を安く買って小麦粉にすれば高く売れるから、小麦粉を生産する企業が存在する。それをこねてパンにすれば売れるからパン屋さんがいる。みんな社会のために働いているという意識を持っているわけではありません。その仕事をするとお金になるからその仕事をしているにすぎないのです。

 

イラスト・北村人イラスト・北村人

 

 アダム・スミスは言っています。人間だけが分業をすることができる。動物は分業できない。人間だけが社会的分業を行い、世の中の経済が回っていると彼は考えたのです。いろいろな仕事がありますが、それぞれの人が自分のことを考えて、その仕事をすれば利益があり生活をすることができるからやっているにすぎない。けれどもこれを社会全体で見ると、それによって世の中の経済が回っているのです。

 つまり、分業は相手への利他心ではなく利己心に働きかけて成立すると言っています。あなたがパンや野菜を食べられる、あるいはお酒が飲めるのは、あなたのために作ってくれているからではないということです。みんな儲けようとして利己心で作って売る人がいるから、私たちはそれを買うことができるということです。分業、しかも利己心による分業によって経済は動いている、その結果、経済がうまく回っていくということです。

 

市場=マーケットを大事にする自由放任を唱えたアダム・スミス
~経済は「見えざる手」に導かれ、うまく回っていく~

 アダム・スミスは、輸出を増やすことによって国が豊かになることは認めていますが、輸出を増やすために輸出を行う企業に国が補助金を出す「輸出奨励金制度」は批判しています。

 国からの補助金を目当てに生産性の低い産業に企業がどんどん参入したら、支払う補助金が増えていく一方で、生産性の低い産業に企業が集まってしまいます。それは国全体にとって決していいことではない。自力でほかの産業に太刀打ちできなければ、それは仕方がないことだ。強い産業に人やお金が流れていくことが、結局は社会全体の資源配分の最適化につながるのではないか。彼はこのように考えました。

 経済学は資源の最適配分を考える学問だという話を前にしましたが、アダム・スミスは、国が口を出したりせずそれぞれ自由にやらせていれば、結果的に資源が最適に配分されると考えました。つまり市場=マーケットを大事にすれば結果的に経済が豊かになる、奨励金のような余計なものは不要だと考えたのです。

 

 

 アダム・スミスの有名な言葉があります。「見えざる手」です。自分の利益だけを考えてみんな働いている。でもそれは社会的分業になっている。そしてみんなが自分のことを考えて一生懸命やっていれば、結果的に見えざる手に導かれて世の中がうまくいくということです。

 

イラスト・北村人イラスト・北村人

 

 市場=マーケットも個々人が利益を求めて利己的に行動しても、見えざる手によって導かれ、結果として経済がうまく回っていくということです。ものの値段はどうやって決まるのか。それは需要と供給によって決まるのでしたね。需要と供給のバランスはおのずと調整される。これを見えざる手に導かれるがごとくうまくいく、と表現したのです。

 見えざる手によって経済がうまく導かれるのであるなら、国は市場をただ放っておけばいいのでしょうか。アダム・スミス以後、経済学では自由放任にすれば結果的にうまくいくという考え方がずっと引き継がれていき、やがてそういう学派も生まれてきます。ただし、アダム・スミスがすべてにおいて自由放任を主張していたのかというと、必ずしもそうではありません。『国富論』をちゃんと読めば、すべて自由放任すればいいとは言っていないのです。彼は、絶対に必要な政府の役割を3つあげています。

続きは書籍で……。

 

 

 今回の記事の内容をもっと読みたい人は、書籍『池上彰のやさしい経済学 1しくみがわかる』で詳しく解説しています。ぜひ手に取ってご覧ください。書籍では、イラストや図解、用語解説が豊富に掲載されており、ひと目でわかる工夫が随所にされております。読むだけでなく、目で見て楽しく無理なく「経済」が学べる1冊です。

 

 

 

(イラスト:北村人)

 

 

経済と倫理 アダム・スミスから学ぶ

経済と倫理  ―  アダム・スミスから学ぶ 

大阪大学大学院経済学研究科教授 堂目卓生

経済学の祖アダム・スミスが『道徳感情論』において論じた人間観と社会観を考察し、その考察にもとづいて『国富論』を検討する。それによって、スミスが『国富論』で用いた有名な言葉「見えざる手」の真意を問い直すとともに、自由放任主義者のイメージとは異なったスミスのイメージを示す。また、二つの著作を通じてスミスが発信するメッセージは何かを探り、その現代的意義を考える。

http://culture-h.jp/hatadake-katsuyo/bun55-Keizai-to-Rinri.pdf

 

ロータリーの職業奉仕の会合で突然アダム・スミスの名前が出てきて多少とまどってお られる方も. あると思います。 殆んど全ての ... と言われるアダム・スミスからその人間 理解と経済学の関係について学ぶことが必要であるとの観点. からロータリーでこれを ...

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